「オタルまちかど大学 番外編 ~商大生と考えるこれからの小樽~」 開催のお知らせ

小樽商科大学〈マジプロ〉地域コミュニティ班はこのほど、商大生と市民の交流を目的としたイベントを開催するはこびとなりました。開催にあたってはNPO法人〈小樽ソーシャルネットワーク〉が協力しています。

 

イベントではマジプロなど、小樽市内で地域との関わりをもちながら活動している商大生が市民と対話しながら、商大生と地域コミュニティのありかたについて考えていきます。市民と商大生が、それぞれの立場から自由に発言し、「学生が地域に関わること」がどのような価値を生み出すのか、またどのような工夫によってその価値を高めることができるのかについて、本音での討論をめざします。
市民側のゲストとして、小樽市議・安斎哲也さんも参加して下さいます。

多くの市民の方のご参加をお待ちしています。

 

日時/11月14日(水) 18:30~20:00(18:00開場)

場所/(旧)岡川薬局 カフェ・ホワイト (小樽市若松1-7-7)

参加費/無料(ただしドリンクのオーダーが必要)

 

参加には事前申込が必要となります。
ご希望の方は下記宛てメールにてお名前、連絡先電話番号をお知らせのうえ、お申込ください。
local.community1114@gmail.com

11月3日「見よう歩こう小樽散歩“南小樽〜住吉神社”編 開催しました

地元小樽の街の魅力を再発見しようという趣旨で、当NPO法人が主催するイベント「見よう歩こう小樽散歩」が11月3日に開催されました。今年6月に2回を催したのに次ぐ第3回目となる今回は「南小樽〜住吉神社編」。ぐずついた天気で、空模様が少々不安でしたが、午前9時30分、集合場所である南小樽駅を、およそ25人の参加者が出発しました。案内人は前回に続き、当NPO法人理事の一人、編集制作会社ウィルダネスの佐藤圭樹が務めます。

南小樽駅周辺は古く明治時代から昭和の中頃まで、全道一の繊維問屋街として栄えた一帯。そんな名残を見ながら街を歩きます。入船通りに出ると、古色漂う鉄道の橋脚が見えてきます。このレンガ造りの建造物は、今から100年以上前、明治時代に造られたもので今なお現役でJRの鉄橋を支える貴重な存在です。

その後、住ノ江町の高台へ。住宅地のなかにある長い階段を上ると、眼下には入船方面の意外な展望が広がり、参加者の皆さんからはちょっとした驚きの声も。その他、由緒あるお屋敷や美しい姿の住ノ江カトリック教会、不思議な形をした“謎の建物”(?)など意外な発見を楽しみます。

最後は住吉神社の境内へ。落葉の美しい参道では、小樽ゆかりの大商人たちの名が刻まれた鳥居や灯籠を見学。また、あまり知られていない“神社の中にある神社”、「木霊神社」(こだまじんじゃ)にも立ち寄ります。このあとは出発地の南小樽駅へと戻り、約2時間の散策を終えました。心配された天気も、何とか時折り小雨がパラついた程度で済み、参加者の方からは「長年小樽に住んでるけど、知らないところがいっぱいだった」と、ご満足をいただけたようでした。

落ち葉が散り晩秋らしい風情の住吉神社の参道